2013年1月30日水曜日

なるべく緑色のアロエ

 

なるべく緑色のアロエを買った。

緑色のマフラーをして、緑色のバッグを持って、緑色のコートを買い、緑色のアロエを買う。
また油断して緑だらけになった。
別に緑が特別好きというわけではない。緑に対して本当に嫌気が差したこともある。

アフリカ産のアロエ。『アフリカ』....広範囲だ。

「アフリカのどこですか?」

言葉が喉元まで出かかったが、長い時間をかけてこのアロエの出身地を調べてきてくれた店員さんに、それ以上聞き返すことはできなかった。

アロエ属の原産地はアフリカ大陸南部、およびマダガスカルに集中しているらしい。今では、九州、瀬戸内、伊豆、千葉など主に太平洋側の日本でも多く自生しているという。

このアロエはアフリカの南部出身です。もしかしたらマダガスカル。

アロエにもいろいろ種類があるらしい。たぶんこれは『キダチアロエ』。ネットの画像と見比べたらそれが一番近い気がしたから。

このアロエは『キダチアロエ』です。

家に持ち帰ると、母が「懐かしいね」と言った。


2013年1月29日火曜日

2013年1月28日月曜日

目隠しされたままなら

目隠しされたままならどこの道を歩いていようと同じことなんですか?

そう言ってその子はスイカを目指して歩き始めた。
「そこじゃない、もっと左!」「まっすぐ、まっすぐ!」
と周りの人間達ははやしたてたが、全員目隠しをしていたので
自分たちにもスイカがどこにあるのかわかっていなかった。

ところで、最近あまりにも割られ続けるスイカたちに突然変異が起こり、
砂浜に完全に擬態する「砂スイカ」という新しい種が生まれたのだった。

2013年1月22日火曜日

本所警察署。

今は2015年の3月8日。今更ながら、なぜこの2012年の1月22日のこの日に本所警察に行ったのかを書く。
この日、私は最後になる国技館脇の署名活動のため、本所警察に路上活動許可をとりに行ったのだ。そのついでに両国の時津風部屋界隈をみてきた。双大竜関がにこやかに部屋に帰る姿も見かけた。
行く途中、東武東上線は坂戸駅で人身事故があった。若い男性が、交際していた女性を後ろから抱きかかえて飛び込んだという。電車がとまったので坂戸駅でラーメンと餃子を食べた。


























2013年1月17日木曜日

問い合わせ番号。

[問い合わせ番号 1574729_1574738]Re:大相撲中継

豊嶋康子 様

いつもNHKの番組やニュースをご視聴いただき、
ありがとうございます。

また、いつも大相撲中継をご覧いただき、このたびは、解説者や実況アナウンサーの
「日本人横綱、日本人力士」というコメントにつきまして、貴重なご意見をいただき
誠にありがとうございました。

豊嶋様からいただいたご意見は、担当者に申し伝えます。
今後とも、視聴者の皆さまのご意見等を参考にさせていただきながら、
よりご満足いただける番組の制作に努めてまいります。

今後とも、NHKをご支援いただきますようお願いいたします。
お便りありがとうございました。

NHKふれあいセンター(放送)


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お問い合わせは所定のメールフォームからお願いします。

http://www.nhk.or.jp/css/goiken/mail.html

初場所4日目。

2013年大相撲初場所4日目_幕下の取組(朱雀-鋼)
 

「すざくさーん♡」と呟きつつ、相撲協会のストリーミングで相撲を観ていた。

 西の幕下35枚目の八角部屋の朱雀さん。東幕下35枚目の井筒部屋の鋼さん。

右を差してこようとする鋼さんに対し、朱雀さんは頭低く左に動き鋼さんの右腕を避けて左上手とる。頭を鋼さんの顎に下につけてる。その左上手をすぐに切る鋼さん、突っ張りを数発、朱雀さんは右おっつけながらすぐにその右で浅く差す。鋼さんも右を浅く差し、そして左も差しモロ差しに。朱雀さんは体を左に開いて右で小手投げを打つが堪える鋼さん。鋼さん、左肩まで深く入れ下手とる。朱雀さんは左をおっつけながら下手をとたれた右腕で首投げにかかりつつ右足内掛けを。しかし、鋼さんが右で掬おうとして朱雀さも鋼さんも土俵際を背に接近。鋼さん寄る!寄られた朱雀さんのけぞり鋼さんをうっちゃる動き。鋼さんは左上手を深くとり離さず、右はのけぞった朱雀さんの左に浅く差したまま。鋼さん、左上手深くとってるので、朱雀さんの右半身の背後に回る状態。なので朱雀さんはまるで後ろもたせで鋼さんを土俵の外に出したよう。だが決まり手は「寄り切り」だった。鋼さん2敗に。朱雀さん1勝1敗に。

2013年1月13日日曜日

はじめに。



Tell all the Truth but tell it slant—(真実をそっくり語りなさい、しかし斜めに語りなさい―)は、石川卓磨のキュレーションと、外島貴幸、豊嶋康子、箕輪亜希子、吉田正幸の4人のアーティストによるブログのプロジェクトです。
このプロジェクトは、ブログだけで完結するものではなく、今年の12月にタリオン・ギャラリーにて同メンバーでおこわなれる展覧会とともにあります。
ここでは、それぞれの作家のメモや実験、制作過程や意見の交換などを記録していきますが、その目的は展覧会に向けられているというよりも、この中で行われる一つの独立したプロジェクトになります。

この企画に参加する4人に共通しているものとして、自らの作品を制作するときに、絵画や彫刻など美術の伝統的なフォーマットの中で行うのではなく、その都度メディアの開拓と結びつきながら行われるというところにあります。
ブログは、WEB環境さえあれば、いつでもどこでも書き込め、閲覧することが可能です。さらにいうと美術館やギャラリーを訪れる鑑賞者や現代美術のコンテクストに限定されない開かれた場だといえます。
一方でブログのフォーマットは、誌面的な機能を持ちながら、テクスト、写真、ビデオ、ドローイングなど異なるメディアを容易に結びつけ、また、記録や調査のアーカイブ化に長けており、コンセプチュアル・アートで培われてきたメソッドと親和性を持っています。

ブログやYouTubeやUstream、Tumblrなど、Web上で作品を発表することは、最近ではそれほど珍しくはなくなってきました。けれども僕 は、改めてこの4人の作家が、ブログを使ってどのような展開を作り出し、また、それが展示にどのように折り返されるのかに関心があります。これは作家によ る実験のみならず、キュレーションとしてもどのようなことができるのかを考えていけるプロジェクトです。
Tell all the Truth but tell it slant—は、ブログと展覧会の二つのプロジェクトが、独立しながらも共振し広がっていくことを期待し開設されました。





石川卓磨